玄関は「気の入り口」

風水で家の中のどこが一番大事かと問えば、多くの実践家が「玄関」と答えます。理由は明快で、玄関は気の入り口だから。良い気も、お客様も、帰宅するあなた自身も、すべてここを通ります。

現実的に言い換えれば、玄関は「帰宅した瞬間の気分」を決める場所。散らかった玄関にただいまを言う日々と、すっきりした玄関に迎えられる日々。一年でずいぶん違う気がしませんか。

整え方の基本

  • たたきの靴は「人数分まで」 — 家族の人数 +α を上限に、あとは靴箱へ
  • 明るさを確保 — 電球を一段明るく。暗い玄関は照明で補う
  • たたきを週一で拭く — 掃き掃除 + 水拭きで、外から持ち込んだ砂ぼこりを払う
  • 香りをひとつ — 帰宅時にふわりと香る何か (お香・ディフューザー) を
  • ドアの内側に貼りものをしない — チラシ類は定位置 (箱・ファイル) へ
風水小物 (鏡・置物) より先に、この基本 5 つ。土台の整った玄関に置くから、小物も映えるのです。鏡の置き方は鏡の記事、マットは玄関マットの記事で詳しく。

毎朝 1 分の玄関習慣

玄関の風水を「続くもの」にする、朝の小さな習慣をどうぞ。

  • 出かける前に、靴を一足そろえる (10 秒)
  • たたきの目立つ砂を、ほうきでひと掃き (30 秒)
  • 「行ってきます」を口に出す (家に、でも自分に、でも)

たった 1 分ですが、「整えてから出発する」朝は、背筋が少し伸びます。気の入り口は、あなたの一日の出口でもあるのです。

よくある質問

家全体の考え方は掃除と運気の記事でどうぞ。

玄関が北向きで暗いのですが、運気は悪いですか?

向きは変えられませんが、整えは向きを超えます。暗い玄関こそ、照明・明るい色のマット・白い小物の出番。北向きの玄関は「静かで落ち着いた入り口」という長所もあります。方位のせいにせず、明るさと清潔で加点する。それが実践の風水です。

玄関に置くと良いもの・避けたいものはありますか?

置くと良いとされるのは、生花や観葉植物 (生きた気)、季節の飾りひとつ。避けたいとされるのは、枯れた植物、ごみ袋の仮置き、壊れた傘の放置——要するに「淀みの素」です。ルールは一つに集約できます。玄関には、気に入っているものだけを、少しだけ。